建設現場では「レーザー墨出し器」を使用し、水平・垂直・90°などの施行に必要な基準ラインを出して図面に基づいて正確に作業を行います。当社へのご依頼も「レーザー墨出し器」を使用して内装の墨出し作業(ボードや軽量の開口のため)等を多く頂いております。精密機器になるため精度確認や使用方法をしっかり理解して使用しないと故障の原因や施工不良にも繋がります。
当社でもあった故障事例をもとに取り扱いを確認して正しく作業を行うようにしましょう!まずは、使用前/使用後には、必ず精度確認をしてください。
当社であった故障事例とメーカー注意事項
事例①
墨出し作業を行う際にレーザー墨出し器を作動させながら本体を移動したことで精度が悪くなった。少しだからといって横着してしまった。
※本体を移動する際は、スイッチを OFF にしてください。スイッチは OFFと同時に本体内部がロックされます。故障の原因になりますので、スイッチは途中で止めず、最後まで確実に戻してください。また、運搬する場合は、収納ケースに入れてください。ケース収納時も強いショックや振動をあたえないでください。(メーカー注意点参照)
事例②
レーザー墨出し器を作業中に移動させる際、本体を掴んだことで本体のパーツが破損した。
※本体にも取手がついておりますのでスイッチをOFFにした状態で移動してください。(メーカー注意点参照)
今一度、使用方法やメーカー注意事項を見返して使用するようにしてください。また、少し内容は変わりますが当社では自動墨出し器を使用するご依頼もお受けいたします。ご興味ある方は当社までお問い合わせください。