スリーブ工事では、スリーブ材の取付だけでなく、補強筋の取付、かぶり厚の確認や補強筋に使う鉄筋の条件、その他、取り付ける順番など、建物が建つまでの流れ(工程)の中で行っていきます。
初めてスリーブ工事に従事する場合、いきなりスリーブの取付作業が出来るなんて事はないと思います。昔は現場で手伝いながら、出来る人の作業を見て、見よう見真似で行ったり、作業をしながら教えてもらって施工することがあったと思いますが、他業者の方の邪魔になったり問題点が多く、近代的な教え方ではないですよね?
弊社では、事前にスリーブ取付知識を身に付ける為の研修センターを設けております。そこで行われるスリーブ講習では、スリーブというものが何かというところから、取付、墨出しまで実技形式で進めていきますので、参加者の理解もしやすい環境を整えております。補強筋を取付ける際に、ハッカーという工具を回して使いますが、これには“慣れ”が必要になります。言葉だけで椅子に座って説明してもらっても実感が湧きにくい事って、ありませんか?そこで実際にハッカーを使って、順番にスリーブ取付作業を行ない、練習することで実際の現場に入った時のような体験ができます。
取付箇所による違いに関しても、当研修センターでは、壁、床、梁、地中梁と複数のキット作成しており、現場に即した状況を再現しております。実践的な知識、スキルの身に付けに特化した講習を用意しており、講習の種類に関しては、スリーブ工事の“取付”や“墨出し”だけでなく、内装に関する諸工事作業、電動工具の取り扱いなどなど、複数の講習を用意しております。
初めて建設現場に入る、言わば「職人の卵」を大切にフォローしながら成長していける環境を提供することを心がけております。現場に入る前に学習できる環境って少し安心しませんか?
未経験の方が現場で安心して作業できるよう、常に講習の内容を精査しながら進めております。
※現在は実施しておりません。