埼玉エリアの冬季安全大会の様子
埼玉エリアでのテーマは【KYの大切さ ~災害を未然に防ぐ~ 】です。
KY(危険予測)を文字だけのバージョンと、写真付きのバージョンで確認してKYを行ってもらいました。
文字のみでは実際の危険箇所が不明確になりますが、写真付きですと他にも危険箇所が見えてきて、より具体的なKYになります。
もし現場で「あっちの作業通路には開口部があるから落ちないように注意してね」と言葉だけで注意されても説明不十分です。
実は照明が足りずに暗かったり、カラーコーンが設置されていなかったりした場合は落ちる可能性も出てきます。
危険箇所を見た訳でもなく、聞いただけでは忘れてしまう可能性もあります。
また、忙しければ注意散漫となり、災害発生率は高くなります。
現地KYを行う場合は危険箇所がイメージしやすいように、職長と一緒に現地確認をするなどの工夫を行えば災害発生率を下げることができると思います。
建設現場だけでなく、世の中には危険が沢山あります。
極端な話ですが自分だけが交通ルールを守っても、相手が交通ルールを無視してきた場合は事故になります。
「信号が青だから渡る」ではなく、「信号が青でも周囲確認をしながら注意して渡る」という心構えが現場では特に重要となります。
工期に追われて焦ってしまう気持ちもわかりますが、急がば回れということわざ通り、安全第一で工事を行うのが一番ではないでしょうか。