スコップは建築現場でも使用される便利な道具ですが、用途によって選ぶべきスコップの種類が異なります。
今回は、2種類のスコップ、剣スコップと角スコップの用途の違いについて詳しく解説します。
剣スコップ（剣スコとも呼ばれます）
先端が鋭くV字型になっているのが特徴です。この形状のおかげで、固い地面や根などを切りやすく、深い穴を掘る作業に非常に適しています。
特に、建築現場やガーデニングにおいて、地面を掘る作業が必要な場合に重宝されます。
角スコップ（角スコとも呼ばれます）
先端が平らで四角い形をしているのが特徴です。この形状により、地面をならしたり、材料を均等に広げる作業がしやすくなっています。
土や砂の移動やならし作業が多い場合に、角スコップは非常に便利です。
重機が入れる現場ではバックホウ（ユンボ）で油圧の力を借りてザクザク掘るのが普通ですが、住宅の裏で壁に挟まれていて狭い場所では手で掘っていきます。
水道管や電線がどこに通っているのかわからず、慎重に掘削せざるを得ない場合は、剣スコで土を掘り起します。
また、ある程度ほぐした土や柔らかい土の場合には、土を載せることのできる面積が多い角スコが便利です。
既に実践されている方も多いと思いますが、用途に合わせてスコップを使い分けて作業効率を高めてみましょう！
