建設現場では、ほとんどの業種の方が使用している「脚立」(はしご等)・「可搬式作業台」ですが、厚生労働省の統計資料によると「はしご等」墜落・転落災害の原因が最も多く年間で4,535人になります。
現場で脚立にまたがって作業している方がいらしたら、危険ですので絶対にまたがないようにしましょう。脚立は一番上まで登らず、昇降面に両足を揃えて立ち、はしご部分に脚を当てて安定させて使います。
また、墜落・転落の主な原因として大きく分けて下記の3つです。
・身を乗り出して作業しバランスを崩す。
・正しく設置ができていない。
・昇降時に荷物や道具を持ってバランスを崩す。
当社では、脚立・可搬式作業台の使用時の独自ルールを周知していますが、今一度、設置時の確認や使用方法を見返していただければと思います。
特に感知バーは、作業台からの墜落・転落事故を防止する役割がありますので、どんなに簡単で短い作業でも、必ず感知バーを設置して作業を行うようにしましょう。