現在、躯体の墨出し作業を機械がレーザーを照射して行う方法があり、各メーカーからレンタルや販売をされています。躯体の墨出しと言うと色々ありますが、建築が行う間仕切りなどの墨出し。電気設備・衛生空調設備が必要とする梁,床,壁スリーブ・配管等を吊る為のインサート、開口部の墨出しなど、人間が行っていた作業をロボットや機械が変わりに行うようになり、建設業の作業もずいぶん楽になりました。
4月1日より時間外労働時間の上限が厳しくなり、正社員の働き方が変わってきます。また、ゼネコン各社も完全週休2日制を本格的に導入するようです。ですが、これらを実現する為には、工程を見直し短縮する必要があります。
建設業の仕事は屋外作業になる為、天候に左右されることが多いです。それを考慮した上で更に工程の短縮が行われます。工程を短縮する為には時間のかかる計算や墨出し作業、荷物の運搬などはAIや機械、ロボットに任せ、人間は人間にしかできない作業をすることで、工程を短縮することができると思います。
あと10年もするとチャットGPTや産業ロボットに危険な作業や単純作業、膨大なデータを扱う作業などの職業はAIにとって変わられているかもしれません。
しかし身につけた技術は必ず役に立ちます。東和では作業員の最新技術の習得に力を入れています。
【自動墨出し器 Trimble RPT600の動画】