天井の照明やエアコンの位置は決められた場所につけられているのはご存じですか。商業施設などの照明を見ていると綺麗に一直線に付いていたりしますよね。この決められた場所やあらゆる工事の最初におこなわれる作業が墨出しになります。
墨出しは間違えてしまうと、後に位置や高さが違ったりして後戻り作業が発生してしまうので、極めて責任のある重要な作業として位置づけられています。当社の主力工事の一つであるスリーブ・インサート工事も、この墨出し作業を勿論セットで請けています。
墨出しは図面の情報を現場に記す作業です。私たちがおこなう墨出し作業は墨出し工と呼ばれている専門の職人さんが出した「柱や梁などの中心を示した基準となる芯墨」や「基準となる墨から一定の距離を空けて出す返り墨」を基準としています。
これらの芯墨や返り墨からすべてのスリーブやインサートの取付位置を示す墨出し作業をおこないます。この一番最初の工程でおこなわれる墨出しですが、近年は機械化が進んでおり自動墨出し器やロボットが墨出しをおこなうなど作業の自動化導入が進んでいます。ですが、人が手を加えなくてはならない場面があるのも事実です。専門性が高く、責任ある作業ですが、その分やりがいのある内容だと思います。墨出しの作業は一度覚えてしまえば現場作業の様々な場面で必ず役に立つ時がきます。
東和コーポレーションでは様々な内容の工事を多く請け負っており、働いている仲間はそれに見合った技量知識を身につけています。未経験者でも頼りになる仲間が優しく教えてくれます。
少しでも興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
【自動墨出し器 Trimble RPT600の動画】
