2023年12月11日~12月13日に開催されておりましたJAPAN BUILD TOKYOに行ってきました!今回の会場は東京ビックサイトでの開催です。
この展示会は、名前の通り、これから建設業界に大きく進出してくる技術がたくさん紹介されておりました。筆者は1日だけ参加しましたが、正直に言って1日じゃ回り切れません!ですが、どのような雰囲気のイベントなのか伝われば幸いです!

当社は設備多能工の会社ですが、その中でこのイベントに出展されている技術・・・つまりは建築DXとしては、実際に最近の現場で既に導入されている物もありました!
特に多かったのが“自動墨出し技術”と言っても過言ではないでしょう。昨今では、若年層の人材確保が難しい建設業界で、人員不足の補填として墨出作業の簡略化は大きなテーマです。そうした背景から自動墨出し(イメージはロボットが勝手に墨出し・・・)というのは即戦力になるかもしれません。
そうした技術を知るまでは、私の空想では、なにもしなくても出来るってこと!?なんて思っていた部分ですが、少し違います。実際に流れから説明すると、機器を現場内(墨出ししたい範囲)に設置し、その機器の位置を設定できれば、機器との距離で精度良く墨出位置を特定できる仕組みですね。

墨出し、図面の読み取りといった、何も知らない方からすると入っていくのが難しい分野になるかもしれませんが、最初の設定さえ理解すれば直感的に機器を操作できるのは頼もしい他なりません。今後は1現場に1台はこのような機器を見る日も近いと思います。楽しみです!

墨出し、図面つながりで、他に合ったブースとしては、どれも“簡略化”というのがテーマになっており、図面制作(BIM・CIM)といった図面データ作成も直感的に制作、確認できる技術(サービス)が紹介されておりました。筆者もBIM、CIMに関してはあまり知識がありませんでしたが、ブースの中で説明を受けたら余り知識が無くても操作できる感覚になりました。これからもう少し調べてみようという気持ちになるだけでも、スマート技術というのは進化している証拠ではないでしょうか!

このように建設業界を盛り上げるために様々な分野で進化が止まりません!戸建て住宅だけでなく、高層階のマンションでも導入される技術、新素材の提案など、建設というのは多角的に進化することで総合的な進化を生み出していることが、今回の展示会で更に感じられました!

今更ですが、参加料金はありませんし、1つ1つの技術を調べるには時間が掛かりますが、こういうイベントがあることで見えていなかった技術に触れることができるので、参加されたことがない皆さんも是非、次回の開催時には参加されてみてください!

 

 

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