皆さん、建設現場や工場など、何かを建てたり作ったりしている場所で“安全第一”という言葉を見たことありませんか?普段見ていて、当たり前だからと無意識にその言葉だけが残っていると思います。
実はこの“安全第一”という言葉には続きがあります。それは、“安全第一、品質第二、生産第三”となります。

この“安全第一”という考え方が生れたのは日本ではなくアメリカです。1900年代初頭のアメリカで、当時、第2次産業革命の中心で大幅にアメリカ国内の産業が成長しました。皆さんが乗っているガソリンで動く自動車などもここからですよね。
この言葉は、建設現場から始まったのではなく、工場などの生産業から始まり、この時は“生産第一、品質第二、安全第三”という順番が合言葉でした。安全性よりも生産性が重視されていた為、過労も含めた労働災害が多く発生していました。
産業革命の時代ではこのようになってもおかしくないですよね。このような状況を1つの製鉄会社の経営者が働いている作業員を守る!という方針の元、今のような順番の“安全第一、品質第二、生産第三”という言葉が生れました。この結果、労働災害が減っただけではなく、作業効率が向上して品質や生産性も向上したのです。これが広まり、現在の順番が定着していきました。
これが後に、アメリカから“SAFETY FIRST”という言葉が渡り、日本で安全第一運動が始まりました。

現在、建設現場でもこの言葉が使われています。“安全第一”に作業場の環境を整えることで動線がスムーズになり安全性と同時に作業性の向上にも繋がっています。工具などを使う場合にも探したりする手間もなくなりますし、働きやすい環境ですよね。

当社でも“安全第一”に掲げ、建設現場に入場しています。この言葉の本来の意味を理解して行動することで全体として向上していけます。
一緒に建設現場を盛り上げていきませんか?

 

 

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