【GL】とは、『グランドライン』の略で、建物外部の基準高さを示しています。主に外構工事や外部埋設配管などを施工するときの高さの基準として使用します。
注意点として、建築工事を着工して掘削・土留め工事を施工するときは【GL】を使用して、地中梁・フーチングなどの基礎工事を施工するときは【SLまたはFL】を使用します。
※【SL・FL】に関しては、過去ブログ『建物建設の基準となる線② ～階高～』を参照。
実際に現場にて基礎工事を施工する際には、建物の外周部にあたる『土留め板』に両方の基準が表示されていることが一般的なので、自社が施工する工事ではどちらの基準を使用するのか、現場に表示してある基準線が【GL】なのか【SL・FL】なのかを間違えないようによく確認してから作業する必要があります。
【SL・FL】表記は建物内部の基準線、【GL】表記は建物外部の基準線と覚えてください。
当社では、自社作業員に対して技術向上教育として様々な講習、指導を実施しています。
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