街中を歩いていると、新しい建物が建ったり、新しい施設が出来たり、新しい道路などが出来たりと、常日頃として外の景色というのは時間と共に変わっていってます。
その中で、よく聞く、「建設」と「建築」という言葉があります。普段、私も仕事をしている中で意識したことがないですが、これらの言葉は意味に違いがあるんです。建設業、建築業と会社によっても明記している会社に違いはあります。
それらにもしっかりとした方向性や意図があるということです。では、見ていきましょう!!
① まず、「建設」という言葉から見ていきます。「建設」とは、“広い範囲で大きな構造物を造っていくという意味合いを持っています。どういうことかといと、一番わかりやすいところで高速道路などが挙げられます。このような広範囲での構造物が出来ることで、人に対して生活の向上や利便性の向上に繋がります。人の移動や生活の変化を与えていくものを作るのが「建設」ということです。
それでは、建築というのはどういうことなのでしょうか?
② 「建築」とは、私達の生活の中で家やマンション、皆さんが働いているビルなどを建てるという意味合いがあります。生活の中では、軸になる部分、スタート地点に近い印象です。
こうして2つの言葉を見てみると、一見、「建設」の中に「建築」という分野がある気がしてきてしまいますが、もう少し例を挙げて見てみると変わってきます。
皆さんが家を買ったり、家を借りたりするときに、その建物の価値や生活する上での建物の設備などを見ますよね?その分野は「建築」に当たります。では、住む上で、どのような道が建物の前を通っていたり、近くに高速道路のインターチェンジがあるか、近くに電車の駅があるか、そこまでどのようにして行けばよいのかなどもチェックすると思います。それは「建設」という分野での視点になるということです。同じ事を進めている中でも、違った視点などから分野というのは分かれているのです。
皆さんの中にも建設業、建築業と似たような業種に思える場所で動いている方もいると思います。ですが、これらは分野は違えど、人の生活の上では、向上をもたらしているのには違いがありません。これからも時間と共に向上していく未来しかありません。是非一緒に日本の建設、建築を広めていき、生活を向上させていく仕事にしていきませんか?