近年健康管理を目的としたウェアラブル端末としてリストバンド型やスマートウォッチなどがあり、脈拍数、歩数、走行距離、消費カロリー、血圧、血中酸素濃度、睡眠時間など計測できるようになりました。メーカーによって精度の違いはありますが、有名なところではアップルウォッチやガーミヤン、スントなどがあります。これらは健康管理を目的に作られているので、現場での耐久性や精度など考えると現場での作業に、不向きな物もあります。
ゼネコンや安全衛生保護具・ユニフォームなどを扱うメーカーなどから、建設現場に特化したリストバンド型のデバイスなどが販売されています。現場作業中の体温や脈拍等がリアルタイムで計測されるため、異常値が検出されると、会社や現場事務所のパソコンに通知されます。また、作業者のリストバンドからも警告音が鳴るので、身体が危険な状態であることを知ることができます。
この時点で休息及び水分・ミネラルの補給をおこなえば、かなり熱中症を防ぐことができと思います。ですが、導入のコストが高く、下請け業者単体での導入は難しいと思います。現実的で、即効性が高く、働く人の健康を守るという意味では、冷感シャツ+空調服が最高です。弊社でも熱中症予防対策として、熱中症スコアシートなど独自の取り組みを進めています。
弊社で働いている方の安全及び健康を守る為にも、今後も熱中症予防対策に取り組んでいきます。